中用量の経口避妊薬の働き

避妊薬経口避妊薬は、コップ1杯の水で口から飲むというタイプの、たいへん手軽に使える避妊薬のことを指しています。
わが国ではながらく厚生労働省からの承認が下りなかったものの、ようやく1999年になって、避妊目的での低用量の経口避妊薬も流通するようになりました。
経口避妊薬には、有効成分としての働きをもつ卵胞ホルモンの分量による種類があります。
かつて避妊を目的とするのではなく、月経困難症などの婦人病の治療目的でつかわれていたものとしては、高用量のものが主体でした。高用量というのは、卵胞ホルモンが1錠あたり50マイクログラムよりも多く含まれているもので、服用したときに頭痛、吐き気、嘔吐といった副作用があることから、女性にとってはあまり評判のよいものではありませんでした。
しかし、現在流通しているものは、ほとんどが中用量または低用量、すなわち卵胞ホルモンが50マイクログラムちょうどか、あるいは50マイクログラム未満のため、副作用はそれほど強力なものではなくなってきています。
このような経口避妊薬は、排卵を抑制したり、子宮内膜の厚さを薄くするといった働きをしますので、服用しているだけで、妊娠が成立しないようになります。
基本的に低用量のものは月経の周期にあわせて、そのはじまりから毎日1錠ずつを服用し、これを28日間にわたって続けることになります。
そのため、経口避妊薬のパッケージは、おおむね28錠入りになっていることが多いものです。
なかには21錠入りという、1週間分だけ錠剤が足りないタイプのものもありますが、これは服用サイクルの最後の1週間だけは服用を休止し、その1週間が終われば、さらに別のパッケージを服用するというかたちで用います。
特に低用量ピルのヤーズの効果は高く、避妊以外の生理不順や生理痛の軽減にも使用されています。
中用量のものは、「アフターピル」と呼ばれます。中用量ピルは避妊をせずに行った性行為の72時間以内に服用することで着床を阻止することが出来ます。
性行為の後に避妊ができることから、アフターピルと呼ばれます。
緊急避妊薬にもなるので、心配な方はもしものためにアフターピルを通販で買っておくことをおすすめします。
実際にお守り代わりに常備している人も多いです。
また低用量ピル同様、飲み方をしっかり守らなければ効果が薄れてしまいますので用法用量を調べてから服用しましょう。